2011年9月29日木曜日

日本で初めて食べたもの

さあ、帰国。
と思ったら5時間の遅延でした。
まさかのアジスアベバで5時間半待ちで、ドバイでたらい回しの刑。
「ターミナル1からターミナル3まで行け。」と言われ、
行ったら「何で来たの?ここではない。」といわれ。
シニアも私たちもヘトヘト。

や〜っとホテルでゆっくりして、ドバイでちらっと観光。
エチオピアからドバイはちょっと差がありすぎて、
頭が混乱してました。本当のイミテーションみたいな町。
みんな車に乗ってて、道に人がいない。店がいっぱいあるのに
人がいない。映画の"トゥルーマンショー"みたいでした。


そして、関空に24時間遅れで到着。
他の国の隊員が結構きれいな格好してたのに、
私は誰かさんにもらった派手なオレンジTシャツでうろうろしてました。
いや〜ドバイからもう恥ずかしいったらないよ。
先輩隊員が言ってた事がよみがえってきます。
ドバイからもう違う。
そして、コレが到着直後食べたもの。
鉄火丼とぶっかけうどん。
そして、ビール。コレはアサヒです。
”エチオピアで見た事ない笑顔”と言われてしまいました、ビールを一口の後。
ギョルギスもすてたもんではない、と思っていたけども
やっぱりだめですね。という結論です。

東京はいろんな食事と物があふれています。
久しぶりにこんなに迷う、迷える。
ちょこっとさみしさも感じつつ、食と物に埋まっていくな〜
埋もれすぎないようにしないとな〜

2011年9月25日日曜日

送別会

隊員に送別会を開いてもらいました。
なかなか面白い送別会でした。

最終報告もやっと終わりました。
私は3割ほどしか思いを伝えれなかったと思いましたが、
みなさん、何か感じ取ってくれたみたいです。
まあ、よかった。

このよかったが言えるまで、本当にしんどかった。
絶対言ってやるもんかと思ってた時期もありました。
でも、最後だからではなく、よかったです。
消化しきれない気持ちや伝えきれていない思いは多いものの、
エチオピアに来てよかった。

日本のみなさんには、いろいろ心配かけました。
もうちょっとで元気な姿をお見せできます。
見守っていただき、本当にありがとうございました。
ちょっと変になっている私をお楽しみに。

後、2日のエチオピア生活満喫します。

若山慶子


2011年9月12日月曜日

あけましておめでとうございます。


ハッピーニューイヤー!といことで、今日は元旦。
エチオピア暦でいうとね、2004年です。
そして、信じられないことに、私、民族衣装着てます。
あんだけ買うのを渋っていたのに、もらったらすぐ着るヤツ。
大家の家に招待された帰り、顔見知りの人に誘われまた家に突然訪問。
いつもながら、泥ワット、ではなくドロ(鶏)ワットを食べる。
そしてコーヒーセレモニー。何回目やろう。
3件先の知り合いの子供に、元旦のお年玉としてビスクットをあげようと
声をかける。心の中ではまた誘われたら、また食べて飲まなあかんかな〜
と思いつつ。たまたまいなかったので、何故かほっとして帰宅。


これは、私の癒しです。先日、
バハルダール(隣の大きな町)にあるマンゴーパークにあるビアガーデン(?)。
アベシャ(エチオピア人)のデートスポットです。昼間から一人で飲んでました。
最後やな〜としみじみしたかったから。現像した写真をみながら、
一人にやにやしながら。しか〜し、アベシャはしみじみさせてくれない。
ボートにのらないか?
へい!何してるの、チャイナ!
ビール好きか?

代わりばんこに来る嫌な感じのにーちゃんたち。
汚いジーパンにグレーのだらだらポロシャツ、
ださい帽子にカッパ着て、メガネ掛けながら写真見てニヤついてる女。
そんな女に声はかけてこない、絶対、日本では。
でも、こっちでは違う。コレをもてるとはいわないけど、
こんなに声をかけられることも、もう一生ないやろうな〜と
思いながらまたニヤつく。ちょっと、酔ったかなと思い、ランチに。
私、絶対怪しいやつですね。

後2日で田舎脱出。さみしくなってきた私にまたニヤニヤ。


2011年9月8日木曜日

最後の活動。

一昨日、最後のクッキングショーをしてきました。
といっても、キャロットパンケーキを配っただけ。
パンケーキをデモンストレーションすると、失敗しまくるので。
私が自宅で全部作って、ポスターはって、配るだけ。

いつも手伝ってくれるメンバーがいなかったので、
一人ぽつんと行いました。
ただ、配るって大変。
対象は一応、母親と6ヶ月以上の子供。
最初は、みんな怖がって寄ってきません。
好奇心のある、ミーハーなアベシャ(エチオピア人)だけ。
ポスターの前に陣取っても配れないので、歩いて回る。
すると、この人また来た〜とか、この人ただの付添人やんとか、
ジーパンはいてるから金持ちっぽいとか、太ってるからあげないとか、
私があげる人をめちゃ選定してる。

この感覚わかるでしょうか。
私に群がって来る人たちに全員分はケーキはない。
そのとき、感覚的にあげる人をとっさに貧しそうな人、痩せている人、
欲しいって言わない人にあげてます。
後から考えると、何の根拠もないし、誰にあげても大して変わらん。
そして、自己嫌悪。私の最後の活動これで良かったんか?
人参入ってるって言ってもあんまり通じないし、
ポスター見たって、読めない人も多いのに。
は〜2年の締めくくりがこれか。

”ただあげる”っていう行為ですらすごく難しい。
誰にどんだけどれくらい。あげて自己満足。それすら無い状況。
援助とかボランティアってそういうことを超えて考えないといけないんですね。
だから、難しい。ん〜でも必要です。
2年でこれくらい、自己満足何割でしょうか。答え出ません。